金融庁、仮想通貨交換業の新たな登録方針を検討

ニュースだにゃん🐾

【金融庁、仮想通貨交換業の新たな登録方針を検討】

金融庁は仮想通貨交換業の新たな登録方針を検討しています。

今年夏以降、重点項目について、

新規の登録審査に適用するほか、登録業者にも同様の体制を求めるようです。

重点的に審査する項目は５つで、

その中には、顧客と業者の資産の分別管理や、

株主と経営の分離といった内部管理態勢の強化などが含まれます。

またインターネットにつないだまま暗号通貨を保管することも禁止し、

マネーロンダリングに使われると懸念されている

匿名通貨の取り扱いも原則認めない方針です。

みなし業者や登録業者の検査の過程で、

交換業者のずざんな経営管理体制が明らかになっており、

業務停止を含む多くの行政処分が行われました。

今後は重点項目をもとに細部まで確認する方針とのこと。

書面審査だけでなく、直接会社を訪れ、

システムの稼働状況や人員規模なども確認するとしています。

ずざんな経営管理の実態については、

４月27日に金融庁で開かれた仮想通貨交換業に関する研究会でも報告され、

メンバーの多くからはより厳しい審査を求める声も出ています。

金融庁の暗号通貨モニタリングチームは発足当初から人員を倍増させ、

セキュリティの専門家などを含む60人体制で運営していますが、

モニタリングチームは既存業者の検査に追われ、

新規登録の審査はストップしている状況だそうです。

梅の雨って何かにゃー？🐾